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憧れのキャンピングトレーラー「エアストリーム」で生活する方法

アメリカンキャンピングトレーラーの代名詞、エアストリームは特徴的なアルミボディと丸みを帯びた独特のフォルムで人気があります。内装やキッチンなど、アメリカの雰囲気がいっぱいなので住んでしまうのも良いですね。

 

映画やドラマでおなじみのエアストリーム

古き良き時代から愛され続けるエアストリームは、映画やドラマなど映像の世界に良く登場します。ロードムービーなどアメリカ大陸を自動車で移動するストーリーなら、きっとどこかにエアストリームを見つけることができるでしょう。

 

ベン・アフレック主演の「ザ・コンサルタント」や、若き日のレオナルド・ディカプリオとジョニー・デップが共演する「ギルバート・グレイプ」ではほぼ全編にエアストリームが登場します。

宇宙的なデザインの乗り物として「トゥームレイダー」「アルマゲドン」などでも効果的に使われています。テレビドラマでも、「GRIMM」「NCIS ネイビー犯罪捜査班」など多くのテレビドラマで登場します。

目立つフォルムのトレーラーは画面の片隅に登場するだけでもエアストリームだとわかります。

 

エアストリーム社も1930年代創業と映画の舞台となるような古き良き時代を過ごしてきました。エアストリームの創業者ワーリー・バイアムはロスアンジェルスの近郊で最初のキャンピングトレーラーを作り始めました。

西部開拓時代の幌馬車を改良してキャンピングトレーラーを作りたいと考えていたワーリーの初めて作ったトレーラーは現在の丸みを帯びたモデルとは違い、宇宙船に車輪を付けたようなデザインでした。

 

丁度その時代の飛行機が、複葉機からアルミ合金製の単葉機に変わりつつあり、飛行機による大量輸送が始まる頃でした。ワーリーはその新しい飛行機の構造を基にして、軽くて空気抵抗の少ない現在のモデルの基となる流線形のボディが生み出しました。それからのエアストリームは丈夫なフレームにアルミ二ウム合金の板をリベット止めで張り付けてできており、鏡面仕上げで磨かれていてシルバー色に輝きを放ちました。個性的なデザインは今も引き継がれています。

 

住居や店舗、オフィス利用などが多い

エアストリームのアルミ二ウム合金のボディは、美しいだけでなく耐久性も高く、50年以上前のトレーラーが残っています。それらはヴィンテージと呼ばれ、中古市場で人気があります。エアストリームの本国アメリカではトレーラーとしての役目を終えた後も、定置されて住居として使われています。

日本でも大型のモデルが、住居や別荘として、またキャンプ場のロッジやホテルの宿泊施設などとして使われています。ベッドとダイニングキッチンやトイレが付いた動く家は、旅をする役目から解放されて、本当の家として新しい役割を全うしています。

定置を目的として輸入されるので、トレーラーとしては登録ができないアメリカ国内と同じフルサイズのモデルも使われます。

 

ヴィンテージのエアストリームは、個性的なデザインとピカピカ光る外観が、とてもよく人の目線を引きつけます。目立つ外観を利用して、宣伝用のアドカーやイベントなどによく使われ、移動店舗として使われ、効果的な集客ができるので良く使われています。

また、内装外装共に改造され、キッチンと大きく開く窓を与えられて、キッチンカーとして使われます。また、個性的な外観はラッピングや塗装をされても目立ちます。

大型のエアストリームは、ダイニングテーブルや、カウンターなどを設置して、レストラン、バーなどにも使われます。

 

内部を事務机や会議スペースに改造して、オフィスに使う例もあります。移動もできるので、イベントなどでの商談スペースや、いろいろな現場で、業務室や休憩スペースとして、もちろん宿泊施設などとしても使われています。

最近のコロナ禍の影響もあり、モバイルワークが推奨されていますが、最新のエアストリームでは移動可能なオフィスとして使えるモデルが販売されています。

     

エアストリームで生活するためにやるべきこと

まず、エアストリームで生活するスタイルはどのようになるでしょう。エアストリームを決まった場所に定置してそこで生活するか、決まった住所を持たずに、移動しながら生活するのかです。

 

定置してその場所に住むのであれば、まず、第一にエアストリームを置く場所が必要です。

電気、上下水道など生活インフラがその土地まで届いていることが必要です。

次にエアストリームを車両として登録したまま定置するか、建築物とするかです。

車両として定置するのであれば、移動できる状態で定置することが必要で、電気、水道、電話線などは工具無しで付外しができるように定置します。また、クレーンなどを使わずに自走で道路まで出られる状態であることなども必要です。

 

車両として登録されているならば、市街化調整区域など建物を建築できない土地でも置くことができます。また、このような場合には家ではないので、建築確認、固定資産税、不動産取得税が不要です。その代わりにトレーラーのサイズによって定期的な車検は受ける必要があります。トレーラーには自動車税が掛かりません。

 

全幅が2.5m以上のトレーラーは車両として登録することはできませんので、この場合には建築物として定置することになります。建物の基礎を作り定置して建築確認を受けることになります。また、不動産取得税がかかり、毎年の固定資産税がかかります。

 

定住せずに移動しながら生活するのであれば、土地は必要ありませんが、住所はどこか決まった場所に設定して住民登録をしておくことが必要です。住民登録が無いと、税金の納入やや車両の登録、免許証の発行などができなくなります。その場所に住んでいる必要はありませんが、郵便物などが届くことが必要で、親兄弟か親戚、などの住所に、必ずその土地の所有者の承認を得てから登録してください。

 

エアストリーム生活を実現するために、しっかりと準備を! 

エアストリームは住居としても充分な機能と設備を持っています。トレーラーとしては高額ですが、住居とするならば安価とも考えられます。

いろいろな規約と制限もありますので一つ一つクリアして、エアストリームでの生活を実現させてください。

この記事を書いたのは
RVing JAPAN ブログ部

みなさまのRVライフ・キャンピングカーライフを盛り上げようとブログを書いています!車あそびを全力で応援するRVing JAPANブログ部です♫

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