【キャンプ始めます】キャンプデビューをアシストしてくれる心強い味方に出会う
自分で起こした火で料理を楽しんだり、
焚き火を囲みながらコーヒーを片手にまったりと過ごしたり…
夜は満天の星空を眺めて眠りにつく。
『大自然の中に身を置いてのんびりと過ごす時間って、気持ち良いんだろうな~』
と、最近のキャンプブームを知ってキャンプへの憧れはあるけれど、チャレンジするきっかけがつかめない。
そんな人は多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人です。
普段は主に日帰り登山を楽しんでいるのですが、SNSや雑誌等で目にするオシャレで楽しそうなソロキャンプの様子に感化され、私も一人でキャンプをしてみたい!と思い、早速キャンプについて調べてみるも、自分にはハードルが高そうと感じてしまい手を付けられないまま…
しばらくの間、キャンプのことは気になりつつも何もせずに過ごしていました。
ところが、ある日、私をキャンプへと導いてくれる出会いが!
この出会いにより、キャンプに踏み出せなかった本当の理由に気づくとともに、私でもキャンプができる!と前向きな気持ちに。
ここでは、ソロキャンプ諦めモードから一転、チャレンジのきっかけをつかんだ話をお届けします!
- キャンプが流行っていてちょっと気になっている
- やってみたいけど漠然と不安があり、ハードルが高いと感じている
- みんなでワイワイするよりも、少人数やソロでまったりするのが好き
キャンプをやってみたいけど踏み出せない理由
キャンプに挑戦したい!と思い、ワクワクしながらネットで調べてみると、意外と用意する道具が多くて大変そうに感じたり、予想はしていたけどやっぱりキャンプ用品の一つひとつが高価で簡単に手が出せないと、ため息をついたり…
でも、レンタルという手があるはず!と思い直して再度ネットで調べるも、待てよ、レンタルしたところで道具をちゃんと使えるのかと不安が出てきました。特にテント。
そう、キャンプといえばテント泊!
だけど、初心者の自分がいきなりテントを設営するのは難しいので、これは事前に練習する必要がある。
そう思うと、正直言ってそこまでするのは・・・面倒くさい。
それに、そもそもテントで寝泊まりするのは怖いかも・・・等々、不安要素が出てきてしまい、ついにはこんなことを思ってしまう自分はキャンプをやる資格なんてないのではないか?と勝手に諦めモードに陥ってしまいました。
諦めモードから一転、わたしにも出来そう!?
とある休日、よく利用する近所の本屋に行った時のこと。
普段はスルーしてしまうクルマ関連の雑誌コーナーの前を通ると、ふと、あるワードが目に留まったのです。
キャンピングカー
あぁ、キャンピングカーね。あの大きな車体にキッチンやベッドが備えられていて、自然の中で快適に過ごせる・・・
ん? あっ、そうか!
キャンピングカーならテントの設営をする必要がない。というか、むしろテントを用意する必要もなく自然の中で寝泊まりができる。
あれ? そういえばキャンプってテント泊ってイメージだったけど、それにこだわる必要はないのかも?
そんなことを思いながら、キャンピングカーの雑誌を手に取ってみると、こだわりの愛車とともにアウトドアライフを楽しんでいる人やキャンピングカーのレンタルについて紹介されていて、快適そう!楽しそう!いいな~という気持ちに。
でも、だからといって、自分が利用するかというと・・・
やはりハードルが高い。
車体が大きいので運転するのは不安だし、そもそも初心者でソロで楽しみたい自分には不向き。
また諦めモードになりながら雑誌を棚に戻した、その時です。
隣にあった雑誌のタイトルが目に入りました。
「軽&コンパクトキャンピングカー」
えっ、そんなものがあるの!?
ワクワクしながらその雑誌を手に取りページをめくってみると、軽自動車をキャンピングカー仕様にカスタマイズした車「軽キャン」がズラリ!
後部座席をフラットにした車内には、木の収納棚や折り畳みテーブルが備えられていて快適に過ごせそうな空間。
なんだか秘密基地のような室内に遊び心がくすぐられる!
軽自動車なので運転しやすそうだし、もしレンタルできるなら私でもキャンプにチャレンジできるかも!?と胸が高鳴りました。
軽キャンについて調べてみると…
早速、軽キャンについて調べてみると、身近にレンタルできるお店があることが判明!
しかも、調べれば調べるほど軽キャンの魅力を知ることができて、わたしでもキャンプデビューを果たせる希望が湧いてきました。その魅力とは
- 車内はコンパクトでありながら快適に寝泊りができる工夫がされている
後部座席はフラットに、そして天井や床下等に収納スペースが用意されているので、足を伸ばしてゆっくり眠れそう。私にとって何よりもネックだったテントの設営をせずに寝床を確保できるのがうれしい。クルマなので、天気が急変した時やセキュリティー面でも安心感がある。 - 小回りが利いて運転しやすい
通常のキャンピングカーと違って軽快に走り回れるのは大きな魅力。駐車場探しに苦労することもないので、街なかを観光したい時にも気軽に立ち寄れる。 - ガソリン代、高速道路料金が安い
軽自動車なので燃費が抑えられ、普通車よりも安い料金で高速道路を利用できる。お財布にやさしい! - レンタル料金がお手頃
調べてみると、1泊2日のレンタル料金は20,000円程度のところが多い。この料金ならチャレンジしやすい!
お店によってはクルマと一緒に焚火台やローチェアなどのアウトドア用品のレンタルも行っているので、その場合はキャンプデビューのハードルがぐっと下がる!
初心者にもお財布にもやさしい軽キャン。もう、これでキャンプデビューすることを決めちゃいました!!!
キャンプに踏み出せない本当の理由はコレだった
さて、軽キャンというクルマの存在を知り、ついにキャンプデビューのきっかけをつかんだ私。
そもそも、キャンプにチャレンジできずにいた根本的な理由は、「キャンプ=テント泊」という思い込みでした。
最近のキャンプブームで雑誌やSNS等でキャンプを取り上げられるようになり、そこでよく見かけるキャンプスタイルがテント泊だったので、いつの間にか「キャンプ=テント泊」と刷り込まれていたのです。もはや「テント泊でなければキャンプではない」とすら思っていました。
それゆえに、テントを用意して設営から撤収までを自分で行うなんて、初心者の自分には難しいと諦めていたのです。
でも、キャンピングカーとの出会いが、キャンプ=テント泊という思い込みから解放してくれました。
そして、これをきっかけに「キャンプとは何?」と疑問が沸き上がり、調べてみることに。
(前略)本来、「兵士が天幕に泊まって宿営している場所、あるいはその訓練を受けている場所」「人が集まる場所」という意味が含まれています。
日本キャンプ協会のキャンプインストラクター用テキストでは、自然環境のもとで、必要最小限の装備で生活したり宿泊したり活動したりすることをキャンプと呼びます。
キャンピング(キャンプ)は、野外での一時的な生活を指している。ラテン語の「campus カンプス」、フランス語の「champ シャン」は「野」を意味し、英語のcampやcampingも同系統の語である。なお野外で生活するという行為を指す場合「キャンピング」が正しい呼び方であり、それを「キャンプ」と呼ぶのは和製英語である。英語のcampは基本的にはそれを行う場所や施設だけを指す。
現在ではキャンピングと言うと、その多くがテントや即席の小屋状構造物での滞在を指すことが多いが、実際には特に限定はなく、岩窟などの自然地形を利用して生活することや、簡単なツェルトなどでの一時的なビバーク、積雪期に雪洞を掘りそこで過ごすなど、広義には、ともかく野(野外、屋外)で一時的に生活すること全般を指す。
引用:wikipedia
「自然環境のもとで、必要最小限の装備で生活」「ともかく野(野外、屋外)で一時的に生活すること全般を指す」とあり、テントはその宿泊手段のひとつであることがわかりました。
つまり、「テント泊でなければキャンプではない」なんてことはないのです。思い込みって怖い。
こうしてテント泊の呪縛から解放され、キャンプデビューの足がかりを見つけた今、その実現のための準備が進行中。これからは、その準備についてや実際のキャンプ体験等を綴っていきます!