キャンピングカーがテレワーク・ワーケーションに最適な3つの理由
テレワークとは、決まったオフィスに勤めるのではなく、自宅やワークスペースで仕事をするワークスタイルです。そして、ワーケーションはワークとバケーションを組み合わせた造語で、仕事と余暇を両立させる働き方です。コロナ禍の影響と働き方改革によりテレワークをする人が増えているのはご存じの通りで、すでにテレワーク主体の働き方をしてる人も多いでしょう。
キャンピングカーをワークスペースとして使うと多くのメリットが生まれます。キャンピングカーがテレワーク・ワーケーションに最適な理由を紹介しましょう。
キャンピングカーでテレワーク・ワーケーションをする3つの魅力
テレワークのメリットは通勤時間が短縮され、その時間の有効利用ができること、家族と一緒の時間が増えることなど、多く有ります。その反面、プライベートと仕事の時間の切り分けが曖昧になる、住まいの構造上、個室が確保できず仕事に集中できない、などのデメリットもあります。キャンピングカーをテレワークの場所として使うと、以下のような魅力が生まれます。
非日常的な仕事空間で心機一転
キャンプ場や、海、川、山のフィールドなど、景色の良い場所で仕事ができて、仕事終わりにはすぐにフィールドに出ることができます。また、そのまま宿泊もできます。余裕があれば、旅をしながら仕事をこなすことができるでしょう。これこそがワーケーションと言えます。
道の駅や温泉で日々の疲れをリフレッシュ
キャンピングカーが停められれば、どこでもワークスペースになるので、温泉施設や道の駅などで長時間の駐車が認められている場所で仕事をして、仕事終わりや休憩時間にリフレッシュできます。
誰にも邪魔されない自分だけの場所
キャンピングカーの中は、防音性の高い個室です。外部からの音が遮断された静かな空間は、自宅の駐車場や、道路脇の少し騒々しい駐車場でも仕事に集中でき、リモート会議をするときも、周りに気兼ねをせず普通の声量で話ができます。
また、移動した場所で仕事ができますので、客先や、手配先、工場などへ移動し、キャンピングカーの中で会議、打ち合わせができます。
キャンピングカーのテレワークで欠かせない設備
キャンピングカーでのテレワークのメリットはいろいろあります。ではどんなキャンピングカーでもテレワークは可能でしょうか?テレワークをするには、キャンピングカーにどのような設備が必要でしょうか。この章では必要な設備について紹介します。
安定したインターネット環境
テレワークにはインターネット環境が欠かせません。ポータブルWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能でインターネット環境を確保しましょう。一日中モバイル通信を利用すると、通信費が高額になることや、通信量制限が掛かる場合がありますので、動画など容量の大きなファイルを、よく送受信する場合には、通信量無制限などの通信プランをよく検討して契約しましょう。
PCやスマホ充電などのための電源
テレワークにはパソコンや携帯電話、スマートフォンが必須で、これらはみんな内臓バッテリーを持っています。これらの機材を長時間使うためには、充電が必要で、電源を必要とします。キャンピングカーは、エンジンが回っていれば発電し、電源として使えます。シガーソケットにUSB充電器を挿したり、クルマに付いているUSB端子を使います。キャンピングカーの一部では、ACコンバータが装備されAC100Vが使えるクルマもあります。
しかしエンジンを掛けっぱなしにするのは、騒音の発生や、排気ガスが周囲への迷惑となりますので、駐車中には極力使わないようにします。そのため多くのキャンピングカーにはサブバッテリーが装備されています。カセットボンベを利用するポータブル発電機を用意するのも一つの方法です。
グラグラしないテーブル
パソコンだけで仕事ができるならば、ノートパソコンを膝の上にのせて作業ができますが、資料を広げるたり、何かを組み立てたり、手書きの文やイラストを描く仕事にはテーブルが必要です。
多くのキャンピングカーには、ダイニングテーブルとイスがありますが、それらが無いクルマや、気分を変えて車外で仕事ができるように、しっかりしたテーブルとイスのセットがあるとさらに良いです。
ほどよく明るい照明
昼間であっても太陽の位置や高さによって、仕事のスペースが暗くなります。また、雨の日や夕方以降も仕事を安定してするためには明るい照明があると良いです。クルマに装備された照明だけではなく、手元を照らすスタンドタイプの照明が便利です。乾電池や充電式のスタンドであれば、置き場所に制約がありません。
夏の暑さ・冬の寒さ対策
暑い日や、極端に寒い日には仕事の効率が上がりません。ほとんどのキャンピングカーには走行時用のエアコンが装備されています。しかしエンジンが回っていないと使えません。充電と同じように排気ガス、騒音の問題が有ることから、アイドリング状態でエアコンが使える場所は限られます。
夏の暑さ対策は、昼間の厚い時間帯に深刻です。機動力を生かして気温の低い高地や、風通しの良い海辺や河原に移動すると良いです。移動できないならば、電動のエアコンを装備しましょう。外部電源を利用できる自宅の駐車場や、有料のキャンプ場などで使えます。ポータブル発電機が有ると、どこでもエアコンが使えますが、騒音と排気ガスの問題は考慮してください。サブバッテリーで駆動できるエアコンもあります。
冬場の寒さは、ガソリンを燃焼して温風を吹き出すFFヒーターなどの装備で対応します。
「移動式オフィス」はお試しできる!
キャンピングカーがテレワークに向いていることがご理解いただけたと思います。
多くのキャンピングカービルダーは、テレワークに適したキャンピングカーを作っています。一部はレンタカーとして提供されていますので、お試しとして数日間借りてみてはいかがでしょうか。
※なお、RvingJAPANでは、Free Wi-Fiとフリードリンクが付いたキャンピングカーの「時間レンタル」に加え、ポータブル電源やChrome cast&モバイルWi-Fiを貸し出しています。
キャンピングカーのワーケーション・テレワーク利用をご検討の方はぜひご利用ください。